胃痛と呼吸が苦しいのは肋骨の歪みだった

営業時間終了間近、すぐに来院したいとEさんからメールが入り早速来院していただく事に。
 
「食事の用意をしていたら、背中痛がしてきて、そのあと呼吸が苦しくなって来ました。食欲があまりなかったのですが、でも食べなきゃダメだと思い我慢して食べていたら、今度が急に胃痛が出てきました。ただの胃炎かと思って薬を飲んで様子を見ようと思ったのですが、背中痛が気になったのでメールしました。遅くにすいません」
「いいえ、大丈夫ですよ、早速チェックしましょうね」
 
「お願いします」
 
「胃の調子が悪くなる肋骨5番と呼吸に影響が出る肋骨3番が歪んでいますね」
 
「やはりそうなんですか?」
 
「はい、でも大丈夫です」
 
しかし立位、座位、うつ伏せとチェックしていくと、5番と3番の歪みは小さくなりました。
どの体勢でも歪みが残ったのは肋骨4番7番の4−7−11ラインと肋骨6番9番の2−6−9−12ラインが残りました。
早速肋骨4番から調整続いて肋骨7、11番、仙骨4番、後頭骨4番を調整。
4−7−11ラインが安定。
 
するとEさん
「呼吸がずいぶん楽です」
 
「そうですか、胃の方ももうすぐ楽になると思いますよ」
 
続いて肋骨6番と9番を調整、大きく歪んでいた肋骨3番と5番も整いました。
 
「少し、胃もすっきりしてきました。背中も軽いし来て良かったぁ」
 
「実は肋骨の3番と5番は調整してないんです。3と5の前後の肋骨の歪みが大きくて引っ張られていたのでしょう」
 
「へぇ〜、そうなんですか〜」
 
「最近、背中が疲れる作業はしてなかったですか?」
 
「最近はずっとパートが暇で、ほとんど座ってる日もありました」
 
「そうですか、長い時間ただ座っているのは、仕事しているより疲労する可能性はありますね」
 
「なるほど、パートのあとそういえば背中重い感じはしてました」
 
「知らず知らず、疲労がたまって来ますので、たまに立ち上がって体を動かしてみて下さい」
 
「分かりました、今日は遅くまでありがとうございました」



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