「カクカクしていたバネ指がウソかのように痛みがなくなりました。」

バネ指の痛みに耐え切れず、日常生活や仕事に困難だった Aさん60代女性(那覇在住)のお話。
 ホテルの経理をされているAさん、ほぼ毎日電卓を使っており 特に利き手でもある右手指は 酷使する所で仕事をしていてとても痛いし、 不便だとおっしゃっていました。 

 打撲歴を伺うと、40年前 スキーで腰を強打したり 捻挫 しりもち 頭部をよく打ったりなどはあったようですが 直接腕や手指に関係する打撲歴は思い浮かばないようです。

 薬指の歪みをチェックし、その後に肘 肩 肋骨 そして 骨盤というように痛みのある部分は もちろん最終的に頭部までチェックしていきました。 スキーの打撲で出来たと思われる腰と股関節の歪み 頭部打撲による頭の歪み 肋骨 膝の歪みを調整しながら 主訴である右手薬指のバネ指の原因を探していきました。 

どうしてバネ指になるのか? 痛い部分はどこなのか? 仕事中の姿勢や電卓を扱う手の位置を確認しました。 結果  薬指の痛い部分に電卓の角が当たっている事が分かりました。

 電卓の角が薬指の付け根に当たり 電卓をたたく衝撃が薬指の付け根の 歪みをつくり 指の筋をひっぱる事でバネ指の症状が出たと思われます。 HSTIでは、歪みの原因が分かれば その逆の方向から戻すという事が基本にあります。 

身体の歪みを調整しながら 右薬指の調整も行いました。 一回の施術ではあまり変化が出ず、週に1回のペースで何度か通って頂きました。 

通って頂くうちに 腰や股関節 肋骨のゆがみが少しずつなくなり 痛みを感じなくなっていきましたが、依然と右手薬指のバネ指は 良くなったり 寒い時にはこわばりがでたりとなかなか改善はみられませんでした。 

施術14回目 Aさんが 「猫背も気になるんですよね~」とおっしゃるので 肋骨を確認すると 肋骨2番の歪みがありました。 肋骨2番は両腕 指との関係が大きく細かい調整を行いました。 

 その2日後 Aさんから電話があり 「施術を受けた2日後ぐらいからカクカクしていた右手の薬指が 99パーセントっていう程、良くなってます。 何ヶ月って痛んでいた事がウソかのように直りました」 

 「多分、背中の調整をして頂いた後から大分良くなったと思います。」とのご報告を頂きました。 Aさんがおっしゃるように背中の肋骨2番は腕や手と関係する骨です。 骨を調整する事で筋肉 筋が緩み 右薬指の歪みが整ったのだと思います。

 予約日に来所されたAさん 「Aさんカクカクして曲がらなかったバネ指見せてもらってもいいですかぁ~?」 「ほら~、全然カクカクしないですよ~! 本当にウソかのようにビックリです。 本当にありがとうございます。」

 昨年の10月から5ヶ月もの間 右手薬指のバネ指の耐えられない痛みと不便さを感じながら 仕事を続け 気にしていた猫背もバネ指も改善されたAさん とても喜んで頂けました。 

 Aさんは肩と膝の痛みがまだありますので調整は続きます。 最後まで読んで頂きましてありがとうございました。 このような症状でお悩みの方の為になれば嬉しいです。 

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