喘息とは(原因、症状) HSTI症例記事一覧

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喘息とは(原因、症状)とは

【喘息の原因】

喘息の根本的な原因は未だによく知られていません。かつて喘息は精神的な不安などが主な原因で起こると考えられていた時期もありました。患者の気管と気管支を調べると、気道粘膜は炎症を起こし、赤く腫れておりこれは発作がないときでも同様です。

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現代医学的な解釈が一般的ですが、HSTI骨格調整法ではこうした症状と原因の関係を骨のゆがみに因るものだと捉えています。骨のゆがみをじんわりと戻すHSTI骨格調整法での改善例を次にご紹介します

【喘息の原因 の続き】 この慢性的な気道炎症が喘息の根本的な原因です。何らかの刺激が与えられると、気道粘膜の炎症がさらに悪化し、気道の通り道が狭まります。ゼイゼイヒューヒューいった音がしたり、呼吸が苦しくなるのはそのためです。ひどい場合は粘膜がむくんで気道の穴が塞がれて呼吸すらできなくなります。

喘息は、単に体質だけでおこるものではありません。気道過敏性、アレルギー体質、環境の3つの組合せによっておこるものです。

1.気道過敏性 喘息の患者に共通してみられるのは、気管支などの気道が刺激に対してとても敏感だということです。健康な人の約100倍くらい敏感だといわれています。このため、タバコの煙、家のほこり、動物のフケなどを吸い込んだり、低気圧が近づいたりするだけで、気管支が刺激され、収縮して喘息発作を起こしてしまいます。

2.アレルギー体質 アレルギー体質は遺伝することがあり、親子で喘息であったり、兄弟でアトピーであったりすることがあります。 そして問題となるアレルゲンはハウスダスト、ダニ、犬、猫の毛やフケなどです。 ハウスダストの中には綿や絹などの糸くず、フケ、カビ、細菌、ペットの毛、ダニやその死骸・排泄物などが含まれています。これらはそれぞれが喘息の原因となりますが、その中でもヤケヒョウヒダニやコナヒョウヒダニが最も重要な喘息の原因アレルゲンです。

ペット類もアレルゲンを持っており、イヌやネコでは毛、毛アカ、唾液などがアレルゲンになります。小鳥では羽毛がアレルゲンとして多いです。現在、ペットに対するアレルギー反応が見られなくても、そのアレルゲンの中で生活し続けるうちにアレルギーを獲得する可能性が高い上、毛や羽毛を含んだほこりは物理的に気道を刺激します。また、ペットの毛や、アカはダニの食料となり、ダニを増やす原因にもなります。

3.環境 環境要因としては、下記が考えられます。 ①気象(気温の低下、雨、湿気、低気圧) ②季節(秋、梅雨期、春) ③時間(夜間から早朝) ④感染(風邪、気管支炎、蓄膿症など) ⑤大気汚染(排気ガスなど) ⑥気道刺激物(タバコ、蚊取り線香、冷気、香水、化粧品の匂い、煙など) ⑦運動による誘発(激しい呼吸) ⑧精神的要因(家庭不和、仕事のストレスなど) ⑨過労過食

このように花粉、ダニなどのアレルゲン、またはストレスにしろ、これらは喘息の根本原因ではありません。なぜなら気道炎症が存在していなければ花粉やダニの糞を吸い込んでもストレスを感じても喘息の発作は出ないからです。

つまり、喘息の根本原因は気道の炎症だということです。 この気道炎症の存在が喘息の根本原因であるという見方がなされたのは最近のことです。以後、喘息の治療法は以前に比べ全く変わりました。

また、喘息の患者の多くは家族に喘息の患者がおり、何らかの遺伝的素因が関与していることが分かっています。近年の遺伝子解析の進歩で喘息に関係する遺伝子が一部解明されつつあります。

【喘息の症状】

喘息は自動車の排気ガス、タバコ、工場の煙等の環境刺激因子、寒気、運動、ストレスなどの種々の刺激が引き金となり、これらに対する過敏反応として気管支平滑筋、気道粘膜のむくみ、気道分泌亢進などにより、気道の狭窄・閉塞が起こります。 その気道狭窄、により以下の症状が起こります。

1. 息が苦しい、息がすぐに切れる(呼吸困難)

2. 喉や胸がぜいぜい、ひゅーひゅー、ぴーぴー鳴る(喘鳴)

3. 空咳など咳が何日も続く

喘息患者のすべてが喘鳴や呼吸困難があるわけではありません。一部の人では咳だけが喘息の症状であることもあります。

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