動悸と息切れで、階段の上り下りがしんどい

大人になってから、喘息にかかり、現在は症状はないのですが、常に動悸、息切れがあるというAさん。コアが建物の2階にあるので、階段を上がられるのにも「はぁーはぁー」息を切らしてしまします。
来店する時のAさんの様子を見て、今日の身体のコンディションが、体調が良いか悪いかがわかります。

かかりつけのお医者さんにも、身体の血中酸素量が少ないと指摘をされたことがあると話されました。少しの運動量でも息切れしてしまうので、行動範囲も自然と狭まってしまいます。
Aさんの打撲歴 ・小学校 鉄棒から落ちて息が出来ないくらい胸を強く打つ。 ・小学校 コンクリートの角に後頭部をぶつける。 ・20代 転んで後頭部を強打。意識を失うくらいの衝撃 チェックしていくと、頭がい骨と肋骨でゆがみが大きく残っていました。
うつ伏せになるにも、肋骨の前側にゆがみがあると、胸を圧迫して息苦しくなってしまいます。立位と座位でゆがみを確認して調整を進めていくことにしました。 コンクリートの角や、他にも後頭部をぶつけた箇所が、耳の後ろ。
ちょうど頭がい骨の4番のあたりになります。耳の高さを左右対称にそろえていくように調整していきます。頭がい骨の4番がゆがむと、肋骨でも4番にゆがみを生じてしまいます。

Aさんは、後頭部を強打したことと、胸を強打したことが、息切れや動悸の原因と思われました。頭がい骨、肋骨、仙骨を集中して調整していきました。
なかなか、すぐには効果を体感できず、それでもAさんは根気強く、ゆがみが取れるのを信じて調整を受けに足を運んで下さいました。 通うこと10数回、いつもの階段を上がって来られるAさんに変化がでてきました。 「最近は、はぁーはぁー言わなくなったわよ。すんなり階段上がれました(笑)。」
胸の苦しさが少なくなってきと嬉しい報告でした。調整を進めていくにつれて、息切れや動悸もだいぶ軽減され、最近では30分のウォーキングのできるまで体力が回復しました。 以前のしんどそうなAさんの表情は無く、今は、明るく「こんにちは~」と軽やかな足取りでコアに来店されます。私達は、元気になっていく姿を側で拝見できる事がたまらなくハッピーな気持ちになります。 沖縄県中頭郡北谷町 HSTI骨格調整センター・コア 上里 綾乃

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