猫背が改善 受験に集中できそうです

「HSTI調整法はこどもも出来るんですか?息子もみていただきたいんですが...最近猫背が気になって何度注意してもなおらないんですよー鼻炎もあるし....。」ご夫婦で通われている 那覇市在住のKさん 週末に息子さんを連れてこられました。

 

来春受験を控えた中3のM君 一日何時間も机に向かって頑張っているようですが,M君は猫背でお母さんによく注意されるそうです。でも本人はあまり自覚がないようなので しばらくするとまた背中が丸くなってしまうそうです。 

 

「成長期に姿勢が悪いとね~」とお母さんは心配しています。

 

「そうですね~受験勉強もあるし 身体がゆがんでキツイと集中出来ませんからねー。猫背は本人も楽だから無意識にそうなってしまうんですよ 猫背になってしまう原因があると思うので出産状況 過去の打撲 病歴等を教えてください。」

 

 出産状況は 41週目で微弱陣痛が始まり 36時間後に3300kgで出生。

<症状>

      猫背

1歳     鼻炎(ダニ ・ホコリアレルギー)

小3   視力低下(布団に入ってゲームをしていたから)

 <病歴 打撲>

3歳 4歳 中耳炎

1歳   椅子から落ちて顔面を強打 おでこ 鼻がひどく腫れた。

小3   フラッグフットボールで両足捻挫。

 

立位で身体を確認します。

頭部は左右の耳のラインが右下がり右前方へ 肩は右上がり右前方 腰は右上がりと上下前後に身体がゆがんでいます。

 

特に側頭骨と肋骨上部のゆがみが大きく 小さい頃の打撲の影響と考えられ、鼻炎やアレルギ― 視力低下はこの打撲の結果だと考えます。

 

お母さんにも M君を後方から 左右の耳の高さ 肩 腰の高さの違いをみてもらいました。

 

あら 右耳がだいぶ下がっていますねー肩も右が上がってる~全然気づかなかった~

 

「M君の場合は 出産の時 予定日を過ぎて36時間の微弱陣痛の間 産道にずっと頭があった事と1歳の頃の顔面強打などで頭蓋骨がゆがんでしまったことも原因の1つと考えます。

 

でも出産でのゆがみはほとんどの人がありますし 色々な状況で赤ちゃんは生まれてきますから人それぞれゆがみはあります。 M君だけがゆがんでいるわけではないので骨格調整で真っ直ぐ整いますから。」

 

悩みの猫背ですが 肋骨にもゆがみがあります 肩甲骨も左右とも後方に飛び出ているように見え 真横から見ると猫背です。

 

肋骨の2番が目立って後方左下がり 右寄りにゆがんでいます 肩甲骨も後方に飛び出ていることから 肋骨2番が手に関係するので M君に質問してみました。

 

「M君 両手を前に着いて転んだ事無いですか?」

 

「あっ あります!小学校の時 合宿でふざけて遊んでいたら バーンって前に手をついて転びました。」

 

「M君ありがとう!とっても参考になります。」

 

M君の記憶をイメージしながら 再度確認すると 肋骨2番 打撲の形跡ありました! 

両手を前に着くことで 肋骨2番の脇の方が衝撃で外側に開き 肩甲骨を後方へ押している状態でした。

 

早速調整に入ります。

 

左側頭骨左後方上がりを戻し 外に開いてしまった肋骨2番を戻し 最後 腸骨と両足のねじれを戻し終了。

 

施術後 ゆがみの大きかった頭部耳のライン 肋骨 腸骨の上下が整い 飛び出ていた肩甲骨がスッキリしました。最後にお母さんに見てもらいました。

 

「あれ~っ 耳が真っ直ぐになってるね~ 凄い!凄い!へぇ~1回でこいんなに変わるのー 来た時より背中が真っ直ぐになって姿勢がいいさ~ お兄ちゃん」

 

いつも注意されているM君 照れ笑い...

 

「今日はM君が転んだ事を思い出してくれたので いい施術ができました。            あれだけゆがみがあってバランスが悪いと 机に向かっても身体は かなりキツイかったはずです。調整でもっと楽になると思うので 勉強に集中出来ますよ!頑張ってください。」

「そうね しばらく通って調整してもらおうか じゃーお母さんと一緒に予約入れようね。」

 

頭部と肋骨の衝撃 捻挫でバランスを崩した身体 今後 猫背以外の鼻炎や視力低下の改善にむけて調整をすすめます。

 

沖縄県浦添市 HSTI骨格調整シャトル・ケア 兼箇段 禎美

 

 

 

                                                                 

 

 

 

 

 

 

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