肩こり 首痛 背中の痛みは交通事故後の身体のゆがみが大きな原因でした。

 「すみませーん 私初めてなんですが,肩こりとか背中の痛みとか腰痛もみてもらえますかね~?こちらは予約制ですか?」と飛び込みでいらっしゃった

浦添市在住の50代女性 Kさん。予約を取り 後日きていただきました。

 

近所にお住まいのKさん 

「数年前から骨格調整の看板を見ながら とても気になっていたんだけど,どんな事するのか分からないし...何度か伺おうと思って表から見ていたんです。

 

仕事帰りに 高校生の男の子が入って行くのを見たので あらっ高校生も通える所なんだぁって安心して後をついて こちらに伺ったんですよ~(笑)」

 


「そうなんですか~どうも ありがとうございます。表からは中の様子が見れないから なかなか入って来れなかったんですね~」

 


「看板見たらね 私が悩んでいる事が全部あったので是非みていただきたいと思って。」

 


Kさんは1年半前から 肩こり 首痛を自覚し 最近では背中の痛みに広がり

病院やマッサージなどに通い なんとか痛みを紛らわせていたようで

筋肉をつける為に ジムに通い 身体を動かしているようですが、改善しない痛みに何か原因が

あるんじゃないかとずっと悩んでいたようです。

 


身体の痛みや不調は 幼い頃からの怪我や 打撲 事故 出産状況などで できたゆがみが後に

症状として現れる事があるという説明すると、

「やっぱりそう?私の身体 ゆがんでいる感じがしてたのよ~」 とKさん。



過去にあった怪我や打撲 事故の事をたくさん話してくださいました。



12歳  2、3メートルの高さから飛び降りて 着地したが身体に衝撃があったのを

      記憶している。


14歳  交通事故 横断歩道を渡る途中、左側から車に追突され 左半身強打したが

      病院の検査では異常なし。


35歳  交通事故 横断歩道の無い道路で道を渡ろうとして 赤信号で止まっている車の間を

            すり抜けようとしたら車の間から出てきたオートバイに跳ねられ 数メートル飛ばされ

            一回転して背中を打った。ブラウスの左側が切れていた。


40代 転んで 膝を何度か打ったことがある。


50歳 お風呂場で滑って尻もちをつく(強度)。



お話を伺うだけでも 多くの怪我 打撲 事故歴があり この過去の怪我や打撲の内容を

見るだけでも 身体がどんな風にゆがんでしまうか予想できます。



Kさんの身体を立位で見てみると


頭部の右側頭骨は右前方下がり 肩~肋骨は右後方下がり 腸骨は右後方へ

回転しているようにみえ 身体が前後にゆがみ タオルをねじったような状態になっています。


この「身体のねじれ」 が自覚症状として出ている 肩こり 首痛 背中の痛みを引き起こしている

可能性があります。

でもKさんは 真っ直ぐ立っていて 身体がこんなにゆがんでいるとは思っていません。



Kさんにも鏡を持っていただいて顔をみてもらいます。


「左右の耳が水平ではなく右下がり 顔の右側が前方に出ていて 右頬骨が左右違いますね

腸骨も前の方に指を当てて 位置の確認しますよ~  左側が前方 右側後方へいってるのわかりますか?」



「ほんとだ...右の頬が出ているし 右の腰も後ろにいってるねー あらら...」




「Kさん 身体が前後にゆがんでいますね 交通事故で2回も身体を強打して飛ばされているでしょう?

肩を打ったり 骨盤を打ったり 尻もちついたり その時の衝撃は身体にずっと残るんですよ。

身体がこんなにねじれていたら きつくなるのは当然ですよね~ 筋トレをしても改善しないのは このねじれが原因かもしれませんね~」 


「私の身体ってこんなにゆがんでいるのねー ここまでとは思わなかったさ~ 

きれいにしてください お願いします」

 

施術は肩こり 首痛 背中の痛みを改善するために 身体の前後にゆがみを整えていきます。

側頭骨の左後方のゆがみを戻し 肋骨上部の右後方のゆがみを戻した後

頭部と肋骨のねじれが無くなり 肩の張りが取れてきました。

 


「不思議だけど 肩がまったく つっ張りを感じなくなりましたね~こんなに楽になるなら 

もっと早くここに来ればよかった~」

ほんの30分の間の調整で身体の変化を感じ  ビックリしていらっしゃいます。

 


下半身のゆがみは腸骨の右回転のゆがみが大きく 腰をひねって立っている状態です。

左前方にゆがむ腸骨と左右股関節を戻しますが,かなり頑固なゆがみでなかなか整いません。

 


<2回目の施術>

前回の施術後 「2日間は以前の痛みや張りがウソのように快調で肩こりも背中の痛みも

和らぎ辛さは無くなった」とコメントをいただきました。


しかし 3日目から少し首のツッパリが出てきたようで まだまだ身体のねじれを取る調整が必要です。



ゆがみの大きい 腸骨と股関節の調整をすると肩甲骨あたりに少し痛みが出はじめ

左右の歯の噛みあわせも変わってきている感じがすると言います。


腸骨 鎖骨 側頭骨は身体の左右に同じようにあり とてもバランスを取り合います

腸骨を整えた事で肩甲骨も動き出し 側頭骨の頬骨が動いた事で顎に変化が出て

痛みや噛みあわせの違和感を感じたのでしょう。



肩甲骨 鎖骨を整えると 身体の前後するゆがみが取れ だいぶ身体が真っ直ぐになりました。


施術後 「なんか 真っ直ぐに立っている感じがしますよ」 とKさん




前回のように 腸骨に指を当てて前後のゆがみを確認してもらいます。

見た目も腸骨の右後方回転のゆがみは真っ直ぐに整ってきました。


数日後 お仕事帰りのKさんを見かけ声をかけました


「Kさーん 体調いかがですか~?」


「兼箇段さん 夜寝る時 仰向けで寝れるようになりましたよ~

枕を何度替えてもしっくりこなかったのに 気にせずに寝てた~

肩こりと背中の痛みは少しあるけど 前に比べたら全然平気! 

今度 娘を連れて行きますね~」

と笑顔でした。


過去2度の事故の衝撃は 何十年経っても身体に残っていました。

HSTI骨格調整法は 事故 打撲 怪我歴をゆがみの原因ととらえ骨を正常な位置へ

戻していく シンプルな方法です。


なかなか入って来れなかった Kさんも今では

「他の用事を断っても シャトル・ケアを優先よ~」と通っていらっしゃいます。


Kさんは 腸骨 肩甲骨 肋骨と続き 頭部の調整が残っています

また ご報告させていただきます。


沖縄県浦添市 HSTI骨格調整シャトル・ケア  兼箇段 禎美




 



 


 

 

 

 

 

 

 

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