本日初来所のお客様、腰痛、肩こりでお悩み​のAさん、「かなり腰​が良くなりました」と​のメッセージ。

月の庭を開業してから1年半が過ぎ、初期の頃に通われていたお客様からのご紹介で来所される方々もおられます。Aさん(30代女性)も当店で腰痛が改善したお客様からのご紹介でメール予約を頂きました。昨日の夜中にパソコンを見ている時にメールが来ましたので、すぐに返信をさせて頂き、キャンセルが出ていた枠で施術をさせて頂きました。

少し緊張した面持ちで来られたAさんでしたが、可能な限り詳しく腰痛が起こる原因について説明させて頂く間に、ご自身の打撲歴や追突事故などを思い出して頂き、その時々に受けた身体への衝撃が現在の症状への原因となっているという事を納得されたようで、やがて表情も柔らかくなっていくように感じられました。

 

腰痛でお悩みの方々のほとんどですが、足首に歪みが確認できます。これは、医師に捻挫と診断されるほど大きな捻挫でなくても、ハイヒールを履いている時に軽く「グキっ」と捻ったりしてたささいな事が原因になっている事が多く見受けられます。特に日本人は、生活の習慣の中で、正座をする場面が多く、実はその姿勢が足首に大きな負担をかけています。

 

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          写真1                  写真2

 

捻挫をするときには、つま先が内側に、そして足の甲が外側へ向かうように捻ることが多いと考えます(写真1)。その動きと正座をする時に、できる 足の形(写真2)がほぼ同じになります。という事は捻挫は一瞬ですが、正座の場合、全体重をかけながら、なおかつ持続的に捻挫していると言っても過言ではないと考えます

 

当店ではよく「正座は緩やかな捻挫」ですとお客様に伝えていますが、その意味がお解り頂けるとおもいます。このような歪みが蓄積されてきますと、「ビルの一階が歪むと、当然二階、その上の階、屋上まで歪む」例えで表現しますが、それと同様に次第に膝や、腰に歪み、肩や頭部にまで歪みが及んでいくという事になります。もうお気づきの方もおられるかもしれませんが、膝や大腿骨までが外方へ歪んでいくためO脚という症状や腰痛に発展していくという訳です。

 

この美しい忍耐強き日本、アジア圏の伝統文化ではありますが、椅子に座ることが当たり前の欧米文化の中で生活している高齢の方々の足が、日本人に比べてスラっとしているのは文化の違いによるものだという仮説が導けると考えられるのです。このような事をAさんに説明した後で施術に入ってまいりました。Aさんは捻挫の経験はないそうですが、正座をする習慣はあるとおっしゃいました。予想通りです。

 

そして自動車乗車中に酒酔い運転の方に追突された経験がありましたので、身体全体にも衝撃があり、骨盤や頭蓋骨の側頭骨にも歪みがありましたので、ほお骨の高さが左右で非対称になっていました。HSTI骨格調整では、原因を突き止めて、結果としてでている症状を改善させていくというステップを踏んでいきますので、まずは脳に近い頭部の施術から開始しました。

 

肩こりもあるということでしたので、頭蓋骨の歪みにより影響を受けているであろう頸椎の施術と骨盤の施術を同時に行いました。その後に大腿骨とひざ下の脛骨、腓骨の足首の調整をGマスターテクニックの中のJ4という施術法で進めて参りました。ここで時間が70分のセッションが終了しました。

ここでほほ骨の高さが左右対称に近づいたかの確認して頂き、左目に比べて開いていなかった右目の変化も実感して頂けましたので、喜んでおられました。

 

初めての施術の後には、長年の歪みを動かすことによるバランスの変化が起こります。それによりだるさなどがでても翌日にはスッキリしてくる事をお伝えし、笑顔で帰られました。営業終了後にAさんからメールを頂きました。

 

「ありがとうございます。かなり腰が良くなりました。今年は自分のケアしていきたいと思ってますのでまた宜しくお願い致します。」とのことでした。

当店ではこのように膝や腰の痛みの改善のお手伝いさせて頂いております。痛みもありませんので、同じようなお悩みのお持ちの方の参考になればと想います。

 

 

沖縄県中頭郡北中城村字島袋1412

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