冷え、嗄声(させい)、側湾の症例報告

康における探究心が強いOさん60代男性。自らの体調をよくするため食事療法で体重を大幅にコントロールした経験があるそうです。ただ冷え、嗄声(させい・しわがれ声、かすれ声 )、側湾が気になり当院の予約をいただきました。 
初回時。「身長170センチ、体重60キロ。コレステロール値が高く動脈硬化があったため(2010年) 1年かけて体重を43キロまで落としました。コレストロール値も下がり健康体になっているはずが、その時から手先と足先に冷えが出だすようになりました。減量のし過ぎだと感じ、その後体重を52キロまで増やしましたがまだ冷えは残ってます。 

血液の汚れが原因ではないだろうかと感じ、血液検査を受けましたが血液は綺麗でした。打撲歴は以下の通りです。」 ・60年前8歳の頃、左手ひじ付近を骨折。 ・15年くらい前にオートバイ事故。車にはねられ腰がずれた。・5年前に別のオートバイ事故。自損事故で右鎖骨骨折。骨を重ねるような形で骨折した箇所をくっつつける。 ・3年前転んで尾骨を強打。 

 Oさん、こういった怪我を経験し、自らをよくするためこれまで様々な健康法に取り組んできましたが、健康に対する最終調整は、骨格を整えることだと考えたようです。「なんだか自分でもいろんな健康法を試してみてね。ただ身体が歪んでいるものは自分でもどうしようもなくて、それでこういったところを利用したいと思ったんですよ。

私の骨って歪 んでますよね。」Oさん。過去の事故などの影響もあってか、身体の歪みがとても大きい状況です。「Oさん、首の位置肩の位置ですが、一見して分かるくらい左右の誤差があって歪みが強いですね。」「そうですよね。骨格は身体全体的に歪みが強いですか?」「Oさん。頭蓋骨から骨盤まで含めて調整が必要だと思います。骨格調整頑張っていただけますか?」 

「はいお願いします。」 1回目 骨盤の歪み 胸椎の異常 肋骨4番 肋骨9番調整 2回目 食事を肉食にかえた。 頸椎2番肋骨2番腰椎2番仙骨2番調整「手足の冷えが軽くなった。 」 3回目 左股関節痛。大腿骨 尾骨 肋骨11番肋骨2番調整 。 4回目 嗄声・させい(しわがれ声、かすれ声)頸椎3番、頸椎4番調整「声が出やすくなった。首の位置が変わってきた。」 

5回目 肋骨3番10番  5番8 番 7番 6番 8 番5番  11番2 番調整。「身体が固かったけど柔らかくなってきた」 6回目 肩甲骨「肩の位置が変わってきた。」 7回目 胸椎1番「背筋がまっすぐになってきた。」 8回目 胸椎2番 9回目 胸椎5番「立ちくらみがあったけど、なくなった。」 10回目 肩甲骨「身体がどんどん柔らかくなってきた。」

 このような経緯をふまえOさんは 「最近背筋がまっすぐになってきた感じがするな。ここに来る前は身体が曲がっていた感じがよくわかったけど、今は変わってきているのがよく分かるよ。自分なりにいろんな健康 法をやってたけど、骨格は自分では調整できないから、ここに来て骨格を整えてもらってよかったよ。だんだん身体が真っ直ぐになっているよ。

前はね、冷えもあったんだけど今は全然無いよ。」「Oさん。背骨のなかにある交感神経・副交感神経の圧迫を除去するように、背骨を調整しています。交感神経・副交感神経の圧迫の解除が血流を正常にし、 冷えのもとを断っていることに繋がっていると思うんです。」「そうなんだね。だからなんだね。食も大事だけど、骨も大事なんだね。よく分かったよ。」 

Oさんただ今通院中であります。これまで負った怪我による歪みをもっとよくしていきたいと希望していて、プラモデルと同じく、骨格も工学的にできていることも理解していただきました。 衝撃を受けた骨を元の状態に戻す事に楽しみながら取り組んでいます。 

最後に「個人的な意見だけど、食事療法で体重を落としたり増やしたりということを何年も続けてきて今思う事なんだけど、人は食べたいものを食べたいときに食べたほうがいいのかもしれないな。人は歳をとってきたら食べる量も自ずと減ってくるし、体重もそれにともなって落ちてくる。体重などそういう成り行きに身を任せた方がいいかもしれないさ。」 

 Oさんなるほど。貴重な体験談&感想をありがとうございます。



比嘉進弥

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CORE骨格調整所 (沖縄県島尻郡南風原町)

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