膝の痛み しりもちが原因だった...

新体操クラブに通う 小学校低学年のAちゃん
膝の痛みを訴えていましたが お母さんは体操が無理なのかと心配していました。
でも...原因は他にありました。
沖縄で毎月 第二、第四日曜日にボランティアとして開かれている 
こどもBA(Born Adjustment ボーン アジャストメント 骨を調整する)
毎回も沢山のこども達が集まります。

初めて来てくれた ストレートヘアの笑顔がかわいいAちゃん 
少し緊張気味なのか声が小さい.... 
「そうだよね~こども達がいっぱい集まって何するんだろうって思うよね~ 
赤ちゃんもいるでしょ 痛いことはしないよ 大丈夫だからね~」

新体操クラブに所属している Aちゃんは 右足の膝の痛みを訴えていました。
付き添って来たお母さんにも見てもらいながら Aちゃんの体を確認します。

まず 膝の痛みを訴えている右足を確認すると
両足そろえてまっすぐ立っているのに 右ひざは前へ左ひざは後ろへ反っています。
腰からたどっていくと 骨盤~右股関節~右大腿骨~ひざまで 
右側が前方にゆがんでいました。

お母さんも「あッ!ほんとだぁ~!知らなかった~」

Aちゃん!しりもちついて 右側のお尻打ったことな~い?

「ん....?わかんない。」
「たぶん無いと思いますよ」とお母さん

腰があれだけ右前にゆがんでいるので 学校で朝礼とか ずっと立っているのは
かなりキツイはずですよ~
頭部や肋骨にもねじれたゆがみがあったのでお母さんにも それを確認してもらいながら
施術をはじめました。

すると Aちゃんが小さな声で お母さんに
「学校でお友達と遊んでいたら しりもちついた」って思い出してくれたんです。

すごーい!思い出したね~よかった~
それで納得!お母さんに説明が出来ました。

右のお尻を強打したことで 骨盤の下の方(坐骨)と股関節 大腿骨が前方へゆがみ
足をそろえて立っても 足のバランスが悪いので ひざ下に負担がかかって
立っていることがキツくなって膝の痛みを訴えていたんですね~

頭→骨盤→股関節→大腿骨 足首→肋骨を施術。
ほんの数十分で 立った姿勢がガラリと変わりました!

膝の位置も ほぼ真っ直ぐ 股関節の痛みもナシ!
肋骨下部の前後の歪みが取れ骨盤の位置が整ったので 体の姿勢がきれい!!

新体操では バランスのいい姿勢が大事
お母さん「ホントだ! 真っ直ぐになってる~私も整えてもらわないといけないわね~(笑)」

Aちゃんの感想は「大丈夫!膝痛くない。立っていてもキツくない。」
ニコニコして「再来週また会おうねッ」と約束して帰りました。
これで 体操の練習も大丈夫ですね!


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