首が痛い、小さい頃の頭の傷と捻挫が原因でした

首が痛くなると、たまに右手までしびれるような感覚になると話されるHさん。

頭を上下、左右で動かすと、首に痛みがでてしまいます。

整形で受診したところ、頚椎ヘルニアと言われてしまいました。

今までの打撲歴
5歳   高い所から落ちて頭を打つ。何度もある
10歳  後ろに転んで、後頭部を強打。3針縫うケガ
12歳  自転車で、電柱に激突。額を強打
20代  スキーで右脚をねん挫
3年前 左ヒザの前十字靭帯損傷

 

小さい頃にできた、後頭部、額のケガした跡が今でも凹んでゆがみとして残っていました。

頭部の打撲も多いことから、頭がい骨の調整からスタートしていきます。

 

「小さい頃の打撲も関係してくるんですね~。あんなに前の事なのに。」

 

「はい。どんなに小さな衝撃でも、その積み重ねが大人になって身体のいたるところに、症状として出る事もあるので、ゆがみの大きい所から調整していきますね。」

 

頭がい骨と関係する肋骨の調整。
次に来店された際、痛みの確認をしたところ、首の痛みは上下に動かすとまだありますが、左右の動きがスムーズになり、右手のしびれ感は出ていませんでした。

 

「長時間立っていたり、座る姿勢が続くと首の鈍い痛みが出てくる」
と話されます。下半身の調整をしていきます。

 

以前に、野球の練習で、左足を挫いて靭帯を損傷した打撲歴があります。

捻挫した時の衝撃は仙骨、足首、ヒザの周りでバランスをとるので調整ていきました。

 

施術が終わり、首の動きをもう一度確認していきます。

左右、上下の動きも、さっきよりスムーズになり、痛みが和らいでいました。

 

「首の痛みは、首だけが原因じゃないんですね。楽になりました。」

Hさんの首の痛みが、下半身の調整と頭がい骨の調整でだいぶ改善することができました。

 

HSTI骨格調整センター・コア 上里 綾乃

 

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