肩こり、股関節の違和感の改善

「悩むほどではありませんが、肩こりと股関節の違和感が気になるので来ました。あと左肩が右肩より高いのでそれもなおしてほしいです。」と来店頂いたNさん。

仕事柄、肩の高さや姿勢など、プロポーションを気遣っており、知人から「骨格全体を整えるところがあるから行ってみて!」と紹介を受たそうです。

肩の高さが違ったり、骨盤が開いたりなど、姿勢は美に直接関係してくるので気になって来店される女性は多く、Nさんもその一人。そんな気になるゆがみがなぜ出来たのか、原因を探ります。

「現在までで、交通事故に遭ったり、転んだなどの打撲歴を聞かせてください。」

「う~ん、あったかなあ...尻もちをついた事くらいはあると思いますが、良く思い出せません。」

HSTI骨格調整法にとって打撲歴はとても重要で、ゆがみの原因になります。ですがNさんは思い出せないとの事なので、ゆがみを確認し、うつ伏せで体を左右に揺らし、判断することに。そうすると、後頭骨2番と左足首、ヒ骨、ケイ骨(膝下の骨)に大きなゆがみを確認出来ました。

「左足首のねんざしたことはないですか?」

「...そういえばあります!確か運動中にねんざしました。」
と足首の怪我は思い出していただけました。このように打撲歴がわからなくてもある程度は予測可能です。足首をねんざすると、膝や骨盤で衝撃を吸収し、ゆがみます。骨盤と肩は関係してますので、このゆがみが肩の高さの違いを引き起こしていた可能性があります。
 
そして頭がい骨。Nさんの後頭骨2番は左側が後方に飛び出しています。頭がい骨と胸椎はゆがみが比例するので、このゆがみも肩に関係します。かなり大きなゆがみなのですが、Nさんは頭部を打撲した記憶がありません。おそらく幼児のころに転んだり、寝方が偏っていたり、もしくはそれ以前の出生時にゆがんだものと推測します。

ゆがみの大きなところから調整をスタートして行きます。後頭骨2番と顔面骨2番の前後差が無くなるようにそれぞれ10分ほど時間をかけじんわり整えます。その後、左足首、ヒ骨、ケイ骨を整え最後に肋骨と鎖骨を複合で調整し初回は終了。
「Nさん、肩こりどうですか?」

「う~ん...何が変わったか正直わからないです。」と初回ではNさんに実感してもらう事はできませんでした。
「通った方がいいですか?」

「そうですね。今のNさんは体に辛い症状は出ていませんが、このままゆがみをほうっておくと、痛みを引き起こしかねません。ですので調整は定期的に行いましょう。」

「わかりました。」
と、体に痛みはなく緊急性はないので3週間後に予約を入れて頂きこの日は帰られました。

3週間後来店時に「前回終わった後、肩こりが無いのに気がつきました!今までこんな軽さを体感したことありません!しかも鏡で自分の体を良~く見ると、肩の高さも揃ってたんです!股関節も気にならなくなりました!」と効果を感じることができ驚きの表情のNさん。

痛みが伴わない症状は、正直効果が表れるのに時間がかかる場合があります。それでも骨格を整えるという事はとても重要なことなんです。HSTI骨格調整法が掲げる卒業(ゆがみのない体)は未病対策にもなるんです。

「骨って大事なんですね~わかりました!しばらく通って、ゆがみのない体目指そうと思います!」とNさんも卒業を目指しています。

 

沖縄県中頭郡北谷町HSTI骨格調整センター・コア伊藤浩介



 

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