背中の痛みがあり、骨格調整したら不眠症まで軽減

長年、背中の痛みと、不眠の症状がありコアに通われているAさん。
安定剤を一日も欠かすことなく服用されて、もう3年になります。「背中が痛いので、これをどうにかしたい。」
と初回の頃は話されていました。

 

「背中の痛みがとれたら、それでいい。夜眠れないのは、これは仕方がなんです!以前からずっと眠れないし、お薬を処方してもらっているから、それでどうにか眠れている感じです。」

 

体をチェックしていくと肩甲骨の高さ、側頭骨の下部の前後のゆがみが大きくでていました。スポーツの万能な方なので、身体の打撲歴は数多くあります。その都度、側頭骨のゆがみを確認しながら、身体の大きなラインを調整していきました。

 

足の捻挫、尻もちを何回もしているせいか、立位でのゆがみが大きいので、仙骨、脚の調整からスタートしていきました。回数を重ねるにつれて、立位での肩甲骨の高さも、少しずつですが、変化してきました。

 

「最近は、背中の痛みはどうですか?」

 

「前よりだいぶいいですよ!でも夕方になると、やっぱり痛くなります。」

 

「Aさんは側頭骨が左右で前後のゆがみがまだある状態です。ここが、肩コリや、背筋痛の原因にもなりますので、ゆがみを小さくしていくように頑張りましょう。」

 

週に1回のペースで来店してもらい、調整後の身体の変化を確認しながら進めていきました。3ヶ月経った頃でしょうか、Aさんに思いもよらない変化が出てきました。

 

「最近、安定剤のお薬を飲み忘れたりするんです。以前は飲まないと眠れないから必ず飲んでたんですけど、この間飲み忘れちゃって、それでも眠れているので、びっくりしました。」

 

「お~良かったですね~。調整をして体内ホルモンが働いてきたんでしょうね。」

 

「はい、背中の痛みも以前より軽くなったし、まさか不眠まで良くなるとは思いませんでした。」

 

以前に比べ、夕方にかけて痛みだしていた背中も、今は気にならなくなるほどに改善しました。あれほど安定剤に頼り切っていたAさんも、少しずつお薬の分量を減らしています。
口数も少なく、暗い表情だったのが、今では明るく笑顔を見せてくれるAさんに力をもらえます。

 

HSTI骨格調整センター・コア 上里綾乃

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