キーンという耳鳴りが今年の冬に風邪をひいて以来つづいていましたが、骨格調整で改善しました。

那覇市首里石嶺町の60代男性Aさんは今年の1月に風邪をひいて以来キーンという耳鳴りに悩まされていました。初めは左耳鳴りだけでしたが最近では両方で耳鳴りが出るようになりました。初回の調整の翌日にAさんから「今朝起きたら耳鳴りがなくなっていました!」とお礼のお電話をいただきました。

昼の休み時間が終わるころ、突然ドアを叩く音が聞こえました。見てみると男性の方が不機嫌そうに立っています。急いでドアを開けると、

「今日2時に予約したAですけど!」

「えっ 今日ですか?こちらの予約表にお名前がないもので、失礼ですがいつご予約を取られましたか?」

「今日の午前中です!こちらは浦添店ですよね!他にもあるとネットでみたもで、たしかこちらにかけたはずですが。」

「そうですか。こちらは浦添店になります。電話は女性の声でしたか?」

「そうです。」

「そうですか。うちのスタッフの手違いかもしれないですね。申し訳ございません。それでは椅子にお座り下さい。」

NETを見ていらっしゃったAさんはカルテを持ってきて下さいました。

「去年の1月に風邪をひきまして、それ以来耳鳴りが続いてるんです。始めは左側だけだったのですが、4月に耳鼻科で治療を受けてビタミンB12などを処方されて何回かは服用したのですが、

処方するようになってから両耳で鳴るようになったんです。それで耳鳴りが改善されないので薬を減らしていったんですよ。薬を減らすのが心配でしたけど、薬をやめたら耳鳴りも小さくなった気がします。

それで色々ネットで調べたらここのお店の耳鳴りの記事があったものだから、急いで電話して来たんですよ!なんか色々機械を使うみたいだね!」

「そうですね。色々な機械を使います。それで耳鳴りについてですが、耳の中にある三半規管などは骨の中にあるので、骨のゆがみを調整すると、耳の中の器官などのバランスを変えることができるんです。ですから耳鳴りが改善されることがあるんです。」

「そうですか!期待しますね!それと私は慢性的に肩こりがあるんです。これは1日4、5時間パソコンのマウスをいじっているから仕方ないと思ってます。今はキーンという耳鳴りを治したいんです。毎日なっているとこのままだとうつ病になるんじゃないかと思うくらいですよ!」

「そうですか それはつらいですね。それでは早く耳鳴りが取れるようにからだのゆがみを確認しましょう。」

「お願いします!」

立位で確認すると右肩が左肩より短くなっています。

「Aさん右肩が上がって内側に入り込んでいるのですが右肩を下にして寝ますか?」

「そうです!子供の頃から右肩を下にして寝てるんですよ。母親に心臓を守るためにこのように寝なさいと言われたからなんです!」

「そうですか。そういう習慣があるんですね。それで首が左にずれているんです。カメラでとって見てみましょう。」
(Aさんの背中からカメラをとって確認します。)

「ほんとだね!左にずれてるね。」

「それで右肩が上がっていると右耳も上がっていたほうがいいのですが、Aさんは右耳は下がってるんです。」
(再度確認)

「そうだね!そうなってるね!」

「それで耳鳴りや肩こりはこのバランスの崩れからきている可能性がありますので、今日は頭部と首、肩のゆがみを整えましょう。」

「お願いします。首が左にずれてるのは枕を首の右側に当てて寝てるからですね。いやー子供の頃の習慣はいいかどうかわからないなぁ」

「そうですね色々な習慣がありますよね。いいかは分からないですね。それでは調整します。」

頭部、首、肩をじんわりと調整しました。

「Aさん耳鳴りはどうですか?」

「まだあります。」

「そうですか。1,2日経つと体のバランスが変わりますので様子をみてくださいね。」

「わかりました。」

そして翌日、Aさんからお電話をいただきました。

「Aですが先日はお世話になりました。あれからも耳鳴りはあったんですが、今朝起きたら耳鳴りがなくなっていました!ありがとうございます。」

「そうですかそれは良かったです!」

「それで脳神経外科などでいろいろ検査したいので、その後また伺うかもしれません。その時は宜しくお願いします。」

「こちこそよろしくお願いします。」

「それと予約の件ですが、もう一つの店舗のほうに予約をしていたようです。すみませんでした!」

「いえいえ そうだったみたいですね。」

「先日突然うかがってタイミングよく調整していただいて、これも何かのご縁ですね!またよろしくお願いします。」





HSTI症例カテゴリ