坐骨神経痛・しびれは年だから仕方ないと思っていたのに、まさか骨と関係があったなんて!

坐骨神経痛に悩まされていた70代女性Sさん(埼玉県川越市在住)。ご家族のご紹介でHSTI・AZU骨格調整所におみえになりました。「左のお尻あたりから太ももの裏がしびれます。ひどい時は足のほうまで。歩くと痛いんです。歩かない時は平気な事が多いんですけど。」とおっしゃいます。
「小さい頃に屋根から落ちたり、鉄棒から落ちて失神したこともある」というSさん。具体的にどこをどうぶつけた等は覚えていないそうですが、このような大きな打撲歴がいくつかあるので、身体中あちこちの骨を強く打っていることが想像できます。

骨盤のねじれが大きく、背骨もS字に湾曲。これでは身体は悲鳴をあげているはず。早速調整にはいります。

まずは後頭骨4番、そして肋骨7番、坐骨、顎...と4−7ラインでの調整です。HSTI骨格調整法は骨格の中に法則性を見つけ出しているので、その法則通りに全身の骨格を調整して正しい位置に戻していきます。

初回でお顔がすっきりとされ、若返った印象を受けました。ご本人の感覚としては「???何が変わったの?」という感じで、あまり変化を感じていないご様子でした。


2回目「まだしびれるし、痛いです」と来所。

骨盤の高さは右下がり左上がりです。骨の歪みを読み取りながら、圧痛を確認すると、右下がりの骨盤を右下から押し上げるとしびれが消える事がわかりました。

2回目も引き続き4−7ラインでの調整。側頭骨、肋骨4番、11番、そして腸骨(骨盤)...と調整をしていきました。そして左右で高さの違う腸骨(骨盤)の右後方下方変位を戻す際の調整はとても気持ち良かったらしく熟睡。

帰り際、「この前はよくわからなかったけれど、今日は気持ちよかったわー。本当によく寝ちゃった!背筋も伸びてスッキリしたみたい。」と笑顔で帰宅。


3回目来所時、ご様子をうかがうとSさんは不思議そうな顔で「多分関係ないと思うんだけど...」と話しはじめました。

「気がついたらね、左腰から左足にかけてのしびれや痛みがだいぶよくなっているのよ。」

「Sさん、よかったですね。関係なくないですよ。前回、骨盤の調整しましたよね。坐骨神経痛のしびれが楽になっているのは骨格が整った結果ですよ。」

「そうなの?しびれも骨と関係あるの?」

「はい。骨格が歪んだり捩じれていると、その中を通っている神経も圧迫されてしびれや痛みを引き起こす事があります。でも、骨格が整って神経の通り道にも余裕ができれば、しびれや痛みも減りますよね。」

「だいぶよくなったと言う事ですが、まだ少しはしびれや痛みがありますか?」

「ううん、ほとんど気にならないわ。嘘みたいね。」

「前は杖でも手すりでも壁でも何かにつかまりながらじゃないと歩けなかったけれど、そういうのが必要にならなくなりました!」


「しびれや痛みは年だから仕方が無いと思っていた」というSさん。「骨の歪みと坐骨神経痛が関係あるなんて、まさか思いもしなかった」そうです。姿勢も徐々に良くなっています。

しびれや痛みは年のせいではありません。いくつになっても骨格の歪みを整えれば改善する可能性はあるのです。



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