ぎっくり腰 エピソード3 きっくら疝気 40年前の交通事故

何度指圧や針に行っても改善しなかった背中痛が骨格調整で改善 で紹介した60代でまだ現役で仕事をされておられるYさんからぎっくり腰SOS電話。

「先生明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。年始回りがあるのから1月の中旬にから通おうと思ったんでけど、正月にきっくら疝気を起こしてしまったのでお願いします」
きっくら疝気とは北海道弁でぎっくり腰のことです。
北海道のこの季節寒さと雪かきでぎっくり腰を起こす方がとにかく多いんです。
 
「大丈夫ですか?自力でこれますか?」
 
「大丈夫です。お風呂へ入ってだいぶ暖まったらだいぶ楽になって来たので行けますよ」
 
Yさんが到着しました。
「暮れからずう〜と寒くて、それでも犬の散歩してたからかなぁ」
 
「大丈夫ですよ、たぶん元々ある歪みが冷えてさらにズレたんだと思います。以前の交通事故の歪みを調整をすればすぐに楽になると思いますよ」
 
お風呂に入って症状が軽くなったと言う事なのでそんなに状態は悪くないと判断し、冷えて歪みを大きくしているだけと思いチェック&調整に入りました。
 
仙骨1番、2番、5番、尾骨が歪みが大きく出ていましが、5番と尾骨は揺すった後歪みが無くなりました。
次に40年前の交通事故で打っている箇所をチェックすると額の1番、2番に歪みが残っていました。後頭骨、頭頂骨にも1番、2番に歪みがありました。
 
調整は後頭骨1番2番、顔面骨1番2番、頭頂骨1番2番を調整。
その後揺すると仙骨1番2番の歪みが小さくなっていました。
 
「仰向けで額の調整をしている時すう〜っと痛みが抜けて行ったわ」
 
「起きて再度確認してみて下さい」
 
「うん、大丈夫。腰触ってないのにねぇ、やっぱり交通事故かい?」
 
「そうですね、額も強く打ってますね、そのバランスで仙骨が歪み年末の忙しさで疲れが溜まり寒さもあって歪みを大きくしたんでしょうね」
 
「わかりました、まだまだ仕事をしたいので交通事故の歪み完全に無くなるまで通います。今年もよろしくお願いします」
 
「こちらこそよろしくお願いします。今年は卒業に向けてお互いにがんばりましょう」



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