関節炎/股関節痛 脚をひきずっていたけど「どうやって治したの?」と聞かれたMさんのお話。

右足の股関節に痛みがあり、整形外科に股関節痛で通われていましたMさん(女性70代沖縄市在住)。友人からのご紹介でHSTI骨格調整所 月の庭に来所されました。
Mさんから初めてお電話を頂いたのは昨年(2011年)12月でした。Mさんの優しい人柄が伝わってくるような味わい深い声で会話をしたのを思い出します。

初めての来所の時に、駐車場から脚をひきずりながら歩いてこられるMさんの歩き方を見て、骨盤や脚、足首にかなり大きな歪みがあるだろうと予測しながらお迎えしました。

「この脚が、もう言う事をきかなくなってしまってね、車に乗るのも大変なんですよ。骨格調整所に行ってみてと言われたからこちらに連絡したんです。宜しくお願いします」とMさん。

打撲歴などを聞いていきましたところ


○70歳の時にベッドから落下し、右肩を強打し、筋肉が断裂してしまい手術をした。
○71歳の時に左手首を複雑骨折。
○2011年10月に脚立から落下して、右足小指を捻挫し、添え木をしていたそうです。

 整形外科では、この股関節痛は骨盤の歪みによるものだと診断され治療もされたそうですが、症状にはあまり変化が感じられなかったそうです。

身体の歪みを読んでいきますと、全体的に歪んでいますが、やはりお医者様の言う通りひと際骨盤の歪みが大きく出ていました。

立位、座位、うつぶせで確認後、大きく歪みが残ったのは骨盤。外の場所も歪みがない訳ではありませんが、一番最新の打撲は脚立からの落下時に起きたものでしたので、主訴の股関節痛を取り除く上でも、下半身から施術していく事にしました。

初回は骨盤の外側にある腸骨と仙骨、そして右足首の捻挫のあとに加えてスネの骨の脛骨、大腿骨を施術していきました。足首を内側に捻るように捻挫をするとどうしても、脚全体が外側に開いてしまう傾向があります。

脚の付け根には股関節がありますので、そこが開いてしまい神経を圧迫し股関節痛が出るようです。

この股関節の歪みをきちんとおさめるには、骨盤、大腿骨、膝下、そして足首まで脚全体へのアプローチが必要だと考えます。そして下半身の歪みを取り除いたあとに肋骨に歪みが逃げて、だるさが出ないように肋骨も調整して終了。

2回目の来所時に「股関節の痛みはまだありますか?」と聞きましたら、
「良くなってるの、痛くないの。めずらしいわね、でも大腿骨は痛いからそこをお願いしますね」とのことでした。

2回目なので、施術の流れも前回よりスムーズに進み、右足の大腿骨、大転子、そして左脚の足首から脛骨といスネの部分まで施術を進めました。

週に1度のペースで通って頂き、手術をした部位である右肩や側頭部、頸椎の施術を進めていった結果、回を追う毎に、Mさんの表情は明るくなっていきました。

「ここに来るのが楽しみなのよ、もうウォーキングしていいかしら?あのね、こないだ友達にね、あんた脚をひきずらなくなったけどどうやって治したの?って聞かれたのよ(笑)、私ここの事を教えちゃったわ。ここのチラシ頂けないかしら?もうね、股関節も痛くないし、肩こりもないみたい。骨って大事なのね〜」

というようなコメントを頂きました。現在来所は10回を数えますが、法事などで無理をして膝に負担をかけてしまった時に
痛みが出たことがありましたが順調に改善し、今ではお顔の歪みの調整を楽しみに来所されております。

いつまでも健康で美しく、若々しいMさんのサポートをこれからもさせて頂きたいと思っています。

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