「うちの子の背中ってゆがんでますよね？これも良くなりますか？」
お子さんの肩の高さのずれに気付いて、心配したお母さんが小学生のお子さんと来店されました。
うつ伏せになると、肩の高さはほぼ揃いました。
その原因は、１歳の頃に階段から落ちて頭部をぶつけたのが原因でした。
K君の打撲歴を伺うと、１歳くらいの頃に、階段から転げ落ちたことがあったけど、お母さんが見てないときだったので、どこを打ったかは詳しくは分かりませんでした。
それと、出産時にへその緒が巻き付いて、吸引分娩をするという難産でした。
体のゆがみをチェックすると、肩の高さもゆがんでましたが、腰椎の部分も湾曲していてました。
このゆがみは側湾症と診断されてもおかしくないほどでした。
「おかあさん、たしかにおっしゃる通り、背骨が湾曲してますね、このままにして大きくなっていたら大変でしたよ、早めに気付いてよかったですね！」
母「あー、やっぱりそうでしたかぁ他のお母さん達とも、肩がゆがんでいるよねって話してたんです」
K君の揺らしをしながら、「原因じゃない箇所のゆがみはとれますよ」と揺らしの説明をしました。
「あ！（揺らしを終え体をチェックし） お母さん！揺らしたら肩のゆがみと腰椎の湾曲の所がほとんど無くなりましたよ！」
母「ホントですね！やっぱり肩が原因じゃないからですか！？」
「そうですね！揺らしてゆがみが無くなったってことはそこがげんいんじゃなかったのかもしれません。」
『Jの法則』という方法で頭部のゆがみを調整し、ゆがみの目立った足のゆがみも整えました。
いつの間にか眠っていたK君、施術が終ったよ〜と起して、立ってもらいました。
お母さんと二人で確認し、立ち上がると肩のゆがみが、うつ伏せ時よりも高さが違うのが分かりました。
「立ち上がると、また肩のゆがみはでてきてるみたいですが、これも原因である頭部に、まだゆがみが残っているからなので、また引き続き頭の調整を続けていけば大丈夫ですからね！」
母「あ、はい、お願いします。でも、来た時に良くなってます！あ〜早く来て良かったぁ」
２回目の施術の時
母「こないだは家に帰ったら気持ちよかった〜って言ってました、それにホントに前と比べたらとってもバランス良くなってきてますね！」
「あらホントですね、前回の施術直後よりも猫背の感じがなくなって姿勢がよくなってますね」
この日は、施術前と施術後の写真も撮り、肋骨と頭部のゆがみを整えました。
施術前 施術後
施術後、お母さんと写真を見比べ
母「わぁ〜本当に全然違いますね〜！猫背が伸びてますね」
「本当にこどもは変化が早いので私もびっくりです、初めて見た時はどうなるかと思いましたが、今のうちに対処して良かったですね」
出産時の難産での吸引分娩と、階段から落ちた時のゆがみはまだ残っているので、少し間をあけながら施術を続けていくことをお願いしました。
側湾症になってもおかしくないほどのゆがみがあった、男の子がこんなにも早く変化していくとは、
改めて、こどもの改善していくスピード、あらゆる可能性を秘めているんだなぁと実感させられる一例でした。
そして、『Jの法則』が効果の早いということも認識出来る一例でもありました。
大阪府堺市 ＨＳＴＩ大阪 骨格調整所 比嘉美央里
