レントゲンを撮ったら「落ちていた肩がはまっていますね」とお医者様に言われました

施術回数を重ねるごとに腕の動きも良くなり、付き添いの娘さんや私からみると改善しているのが見てとれたのですが、ご本人的には改善を感じずに「特に変わらないし、腕や肩が痛い」とおっしゃる期間がけっこう長く続きました。


ようやくご本人の口から改善を実感したという言葉が聞かれたのは8回目来所時のこと。
「おかげさまでね、だいぶ良くなりましたよ。痛みもほとんど無いし、力が入り動くようになってきました。」と、腕を動かしてみせてくださいました。

娘さんと顔を見合わせて「はじめて自分から楽になったって言った〜!」と大喜びしたものです。


8回目施術後、娘さんから
「あれ?なんだか母の手が震えてる?...と思ったら、なんと右手でご飯たべていたんですよ!びっくりしちゃいました。」
というご報告をいただいてから3週間後。


9回目来所時。
「ご様子はいかがですか?」

「はい、痛くなく調子いいです。」

「良かったです!」

...とIさんにご様子を伺っていると、娘さんが

「それがね、先日お医者さんにいってレントゲンを撮ってもらったんですけど『落ちていた肩がはまっていますね』と言われたんですよ!」

「えぇー!ほんとですか?すごいじゃないですか、嬉しいです!」

「はい。私たちもびっくりして。『え?今はまっているって言ったよね?』って母と顔をみ合わせちゃいました!本当にありがとうございます。」

「いえいえ、Iさんががんばって通ってくださったからですよ。こちらこそありがとうございます。」

この会話を聞いていたIさんも
「おかげさまで今は痛みも全くないんですよ。もうここまでなおったら充分...って私は思っているんですけどね。」
...と、ニコニコです。


最初の頃は腕に力も入らず、ベッドにうつぶせになる時にも顔から落ちてしまうくらいだったIさん。今では力が入るようになり、お手伝いをしなくてもご自分で身体を支えられるようになりました。

「手術もしていないのに不思議。たいしたもんだわ。」と娘さん。


まだ左と比べると右腕は前にも横にも上げづらいご様子ですが、まずは痛みが無くなった事、そして『落ちていた肩がはまっていますね』とお医者様に言っていただいた事で、Iさん親子にも喜んでいただけました。

肩周りの骨格がおちついてきたので、今回は肘より先の前腕骨の調整もしたところ、さらに腕の動きがよくなりました。

せっかくここまで改善をしたので、あとひと頑張り。そして、いい状態をキープする為にも3週間後にご来所いただく事になっています。


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