てんかん 三年毎日続いていたてんかんの発作が一週間ないんですとの嬉しい報告がありました。

 今日はお客様からとても嬉しい報告を頂きました。北海道出身で沖縄に移り住まれ約3年のAさん(28歳男性)のお話。
15年間原因不明の頭痛に苛まれ、トリプタンという強いお薬を処方されているお母様。お母様の症状が改善に向かい、お薬の要らない状態になられたという事でAさんもお母さんに無理矢理、月の庭に連れてこられたという感じ、それがAさんとの最初の出会いでした。
※お母様頭痛の改善ブログは後日アップさせて頂きます。

てんかんは治らないと諦めきっておられる様子でした。
平成24年の二月が初来所で、一ヶ月に一回、時には二ヶ月に一回というペースでの来所でした。このペースからみても読み取れるかもしれませんが、Aさんはまったく「てんかんに改善の余地がある」などとは思っていなかったようですし、HSTI骨格調整法に対してもあまり向き合おうとしなかったとご本人もおっしゃっていました。

しかし、先週平成24年5月21日の施術後、一回発作を起こし以後は、ここ一週間が発作がないのです。沖縄に引っ越して来てからの3年間、毎日のように苦しめられたてんかんという嫌なやつが現れなくなっているのです。

初めてのてんかんの発作が起こったのは二歳八ヶ月のだったそうです。診断の結果は、左側頭葉の部分発作てんかん。

さて、心をなかなか開いてくれないAさんとどのように接し、どのように施術を行ってきたかを書いていこうと思います。

HSTI骨格調整所 月の庭にはAさんの他にお二人のてんかんで苦しんでおられたお客様がいらっしゃいます。
そのお二人は今年2月の時点では、まだ発作が出たり、出なかったりという風に昇降状態が続いていました。

そんな中でもてんかんの症状に関しては、HSTI骨格調整法におけるGマスターテクニック、Jの法則を用いればなんとか突破口が開けるだろうと手応えを感じていました。

そのお二人は、自宅で療養中ですので、週に一回という一定のペースで来所され、親族の方から「発作が減っています」、「発作の後の本人の目覚めが早くなりました」、最近では「先生、今週も発作はありませんでした」というに明らかな改善の途を辿っています。

このお二人の進展の甲斐もあり、Aさんに対しても励ましたり、時には叱咤したりして、あきらめないで欲しいという事を伝え続けていました。その頃、京都ではてんかんの発作による自動車交通事故のニュースが世間を騒がせていましたし、車を運転し、仕事をお持ちのAさんの事はいつも気にかかっていたのです。

4月の中旬頃、Aさんのてんかん以外の症状を改善させれば少しは、気持ちが変わるかもしれないと考え、私はAさんの頸椎ヘルニアによる首の痛みや腰椎椎間板ヘルニアと診断された腰痛を改善させる事に成功しました。

そこからA さんの態度に少しずつ変化が現れまして、仕事のシフトが出たら、休日の日に週一のペースで予約を取って頂けるようになりました。

4/19、4/25、5 /21と頭部を施術を重ねていった結果、紆余曲折の末、遂に今日の嬉しい報告を受けるに至ったのです。今日は本当に嬉しかったです。Aさんも「ほんとに嬉しいです。てんかんが止まるなんてほんとに信じられない、お母さんも頭痛が良くなってるみたいですよ」と笑って帰られました。

私は音楽の仕事もさせて頂いていますが、バンドで気持ちいいライブをやった後の打ち上げはめちゃくちゃ楽しいんです。今日は骨格調整の仕事のあとにお祝いがしたくてしょうがないという気持ちに初めてなれた日でした。

これからもHSTI骨格調整所 月の庭はてんかんに関しては特に重きを置いて施術を進めていきたいと思います。

hsti.tsukinoniwa@gmail.com
當山 貴史

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