痛みがひどく立っているのも辛い腰痛。小さい頃にがに股をなおそうと無理矢理内股にしたことが原因でした。

以前から腰痛もちの30代男性Oさん(埼玉県所沢市在住)。腰痛が急に悪化して普段の生活にも支障をきたすようになってしまい、ご紹介でAZU骨格調整所にいらしてくださいました。

1回目。腰を押さえながら玄関を入ってきたOさん「全体的に腰の痛みがひどく立っているのも辛いです」とおっしゃいます。
パッと見ただけでも左右のほっぺたが前後に大きくずれていて身体のバランスが崩れているのがわかりました。

骨格の歪みをチェックすると側頭骨の前後の歪みが大きく、肩胛骨も腸骨も左右とも極端に後方変位しています。腰椎も1番から5番まですべて極端に後方変位しており、不自然な立ち姿は見るからに辛そうです。


初回は側頭骨、そして側頭骨とバランスをとり合う4-7ラインの骨格を調整。

側頭骨は一見して前後の歪みが大きかったのですが、肩胛骨、腸骨が左右とも後方変位していることから、側頭骨も左右両方後方変位とみて施術をしました。

施術後、「足のしびれが楽になったし、腰も楽になったー♪」と帰られました。


2回目(4日後)。
またまた腰をくの字に曲げてつらそうに来院。聞くと翌日昼頃にはまた強い痛みがでたそうで、とりあえず近所でマッサージを受けたとのこと。

「痛みが出たらすぐに連絡してくださいね」とお伝えしていたのですが「1回目だし電話していいのかどうか遠慮してしまった」そう。

この日はまっすぐ立つのもままならない状態。なるべく負担をかけないよう集中してササッと歪みを読み取り、ゆっくりじっくり揺らして身体をほぐしてから施術スタート。

再度4-7ライン。頭部→腰部→頭部と3セット終わったところで、一度立っていただくと腰もまっすぐ、「お!立てるようになりました。」とOさんに笑顔が戻りました。

その後も何ヵ所か施術をして、2回目終了。
「今度こそ痛みが出たらすぐに電話してくださいね。痛みが出てもマッサージには行かないで...。」と念を押し、痛みが出なくても2~3日後に電話をいただく事にしてその様子で次回の施術日を決める事になりました。


2~3日後に電話をいただく事になっていましたが......1週間経っても電話がこない。ん~、もしかしたらまた強い痛みがでて、どこか他のお店にいってしまったのか?どうしているだろう?元気かしら?...と、あれこれ心配になり、メールを送ってみたのですが返事は来ません。

あー、もう来てくれないのかな...と思いかけた頃に一本の電話。
「ずっと連絡してなくてすみません!メールまでいただいてとっても嬉しかったです。あれから普通に生活できるようになって、めちゃくちゃ仕事がたまっている事に気づいて、とにかく一生懸命仕事してて電話するの忘れてました!でもまだ通った方がいいですよね。次の予約お願いします!」

...と元気な声でご連絡いただきました。この元気な声を聞いて、心から安心しました。


3回目。頭部の歪みも少し落ち着いてきたので、はじめから気になっていた足の施術。

聞くと小さい頃、内股を直そうと無理矢理ガニマタにしたそうです。両足とも極端に内反足で、外くるぶしは後方変位、かかとの骨も内側にねじれて入り込んでいます。それらの歪みを戻すように足の骨を施術後、腰椎の後方変位がなくなりました。

はじめは全身カチコチに緊張していた感じもこれでだいぶ緩みました。身体が緩むと、表情も緩み、色々な事を楽しそうにいっぱいお話してくださるようになりました。


その後数回のメンテナンスの後、1年半ほどOさんとはお会いしていません。Oさんは現在も腰痛はなくお元気にお仕事をがんばっていらっしゃるとのこと。ご自分が腰痛を改善された経験から身体の不調でお悩みの方がいると「いいところがあるよ!」とAZU骨格調整所をご紹介してくださっています。



HSTI症例カテゴリ