左足の痛みで歩行困難 自力で階段も上がれるようになりました。

石垣島に住む 70代男性 Mさん
私もよく知る Mさんは地元では有名な海人(漁師) 素潜り漁の名人です。
ある日突然 右足が痛み それが悪化し歩行も困難になった Mさんの改善例をご紹介します。

正月 里帰りしている Mさんの娘から連絡があり

「姉ちゃん 父ちゃんが右のお尻と右足が痛いって言うんだけど どうしたらいい?
病院も行ったけど 異常ないって...」

「2週間前に 朝起きたら右腰から下 足全体に痛みがあって どんどん痛みが強くなってきたので病院にいってレントゲンを撮ったら 骨には異常なくて 薬をもらってきたけど 痛みがおさまらないんだって...」

私が行くこともできないので とりあえず 痛いところは押さず 足が楽になる方向にクッションを挟んで置くように伝えました。

「病院に行っても異常ないっていうから そっちに連れていくね。」
後日 娘さんが付き添って 来てもらうことになりました。


予約当日 空港から直行で来て頂きました。
入り口の階段も這うようにしか上がれず 2週間も痛みを我慢して背中も曲がり 人の手をかりて歩く状態です。

「Mさん お久しぶりですねー 飛行機きつかったでしょう~?」

「 うん 何とか来たけど 座っていても 寝ていても どんなにしても痛いから 大変だったー」とMさん

「わかった 痛み取るようにやるから もう少し頑張ってねー」 と励ましながら からだを確認。


からだの状態は 骨盤と仙骨が前方にゆがみ 右股関節が開いて 右大腿骨も外旋してねじれ真っ直ぐ立つと足がビリビリ痛み お尻のほっぺあたりに激痛が走ります。
ベットに伏せることも 仰向けになることも厳しく 横向きでの調整となりました。

「Mさん 右のお尻か足 強くぶつけたことあるんですか?」

「よく憶えてないけど 昔から漁もしているし あったかもわからんな~」

打撲の記憶もあまり無いとのことで とりあえずゆがみを戻していきます。

仙骨3番左後方変位と 股関節の大転子右後方下がりを数回に分けて戻しました。
勢術後 ベッドから起き上がりがスムーズに出来るようになり

「あ? さっきよりも痛み減ってる感じするなー」 とMさん

お尻の痛みが軽くなっているようです。まだ 大腿骨のビリビリする痛みはあるようですが 来た時と比べ自力で歩けるようになりました。

<2日目>
娘さんもビックリするくらい 階段も自力で上がれます。

昨日よりは痛みも減ってはるようですが まだ お尻 股関節 大腿骨に痛みが走ります。


「横になったり 短時間座ったりする時はいいんだけど 立って歩くとビリッとくるんだよー
昨日よりはマシになってるさ~。前の痛み考えたら だいぶいいよ。」

仰向けも出来るようになったので 仙骨全体の調整と股関節 骨頭 大転子 大腿骨 足先までJ4のテクニックで細かく調整していきます。

施術後 太ももの痛みがだいぶ軽くなり 真っ直ぐ歩けるようになってきました。

<3日目>
Mさん 笑顔で来店されました。

「夕べは痛みも無く ぐっすり寝れたよー 昨日までは寝返りする度に ビリッと痛みが走ったり寝れなかったんだよ でも 夜はぐっすりねれたさ~」 と快眠できたとのこと。

右仙骨とお尻の痛みはほぼ取れ太ももの痛みだけが残っています。
前回と同様に足の外旋ねじれを J4のテクニックで調整し
ベッドでの 寝起きかスムーズになってきたので 肋骨や腰椎の調整もすすめました。

この方法で 数日調整を続け膝上に少し痛みが残るくらいまで回復しました。

Mさん
「あのまま 石垣に居たら ずーっと痛みも取れず トイレに行くにも這っていたはずだし
ずっと海にも行けなかったはずよー
来て良かったよ。 何日もしないうちになおってるからさ~痛くなったらまた来るさー(笑)」

と笑顔で帰られました。

今回のMさんの足の痛みとお尻の痛みの原因ですが,骨盤 股関節のゆがみと
長年の腰の曲がりと腰椎のゆがみが神経を圧迫し 日常生活の中でさらに悪化
ある日突然痛みとなって現れたと考えます。

レントゲンやMRIなどで原因は分かる場合もありますが
多くの方が 「骨には異常ありません。リハビリして筋肉を鍛えてください。」とお薬を処方される
パターンが多いようです。

病院の検査 治療も大事ですが
体のゆがみを整えて 痛みの原因を取り除く骨格調整もひとつの方法として考えていただければと思います。

 

 沖縄県浦添市 HSTI骨格調整シャトル・ケア 兼箇段 禎美

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