子供の肩こり・頭痛 出産時の歪みが原因!

「うちの子、まだ小学3年生なんだけど、肩こりと頭痛がするって言うんです」
以前、

で紹介した看護師Yさんの2番目の娘さん、肩こり・頭痛がするという、Sちゃんをつれてやってきました。
 
「Sちゃん大きなけがとか、打撲歴とかありますか」
 
「打撲歴とはないのですが、この子産むときかなり難産だったんです」
 
「そうですか、どんな状態でした?」
 
「横向きで産んだんですけど、途中でかなり出て来なくて、歪んでしまったのではないかと」
 
「時間もかかりました?」
 
「はい、かかりました。途中でとにかく痛くて、帝王切開して欲しいと思った位でしたから」
 
「そうですね、出産時の歪みありそうですね」
 
「そうなんです、この子、3人の中で一番頭の形が悪いなと思ってました。で肩こりや頭痛って言うもんだから、もしかしてと思って、連れて来ました」
 
「分かりました、早速チェックしていきましょうね、頭はどのあたり痛い?」
 
するとSちゃん
 
「ここ」と右の側頭骨を指さして教えてくれました。
 
「じゃあ、肩はどんな感じ?」
 
「張ってる感じで、とても怠い」
 
まさに肩こりの状態です。肩と背中もかなり固くなっています。
 
骨格をチェックしていくと、肋骨は3ラインと4ラインに歪みがあり、肩も背中もかなり固くなっていました。
 
さらに頭蓋骨の後頭部の3と4に大きな陥没がありました。頭蓋骨の上部は右に下の方は左にターンしていました。
 
小学校4年生位までは、機械を使用しなくても手で優しく気持ち良い方向に誘導するだけで動いてくれます。
 
「1と2どっちの方向に動かしたら気持ちいい?」
 
と尋ねると
 
「1がいい」
 
とはっきり答えます。子供の感覚は敏感で、調整も進めやすいです。
 
30分ほど頭の調整をして、体を揺すってあげると、肩や背中がかなり柔らかくなりました。
 
「Sちゃんどう?頭痛い?」
 
「いいや、痛くない」
 
「肩は?」
 
「もう大丈夫」
 
「Yさん、やはり頭蓋骨の歪みをのバランスを取って肩、首が歪んでましたね、肩こりの状態です」
 
「小学校3年生で、肩こりになるんですね」
 
「そうなんです。小学生でも幼児でも、骨格が歪んでいれば肩こりになりすし、頭痛も出ます。子供もくせにって考えないで、気にしてあげて下さいね」
 
「分かりました。ありがとうございます」
 
小学生の肩こりは最近特に多くなって来ています。
 


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