胃痛、背中痛は胸骨の歪みを調整したらスッキリ!

「3年間、先生にじっくり調整していただいているので、ほとんど不快な症状はなくなりつつあるのですが、胃痛と背中痛が時々まだ出てくるんです。今日も胃痛と背中痛があります」
正面衝突の大きな交通事故の歪みを調整に来られているMさん、以前にも症例ブログに登場しています。

肩こり・腰痛は足首を捻ったのが原因
 
「背中痛が出てくると、胃の調子が悪くなり胃痛が出ます。そういう時は何か姿勢が悪く肩が前に出ている感じがします」
 
「そうですね、今日は背中が丸くなってますね。これだと胃も縮まって、胃痛が起きてもおかしくないですね」
 
「背中痛は肩甲骨の間の下の方ですね」
 
「肋骨の背中側に大きな歪みは無いですね、他の箇所にも大きな歪みは無いですね。でも両肩が大きく前に出ているのが気になりますね」
 
私は原因でもある、正面衝突の交通事故をもう一度イメージしてみました。
そうするとシートベルトが前方に体が投げ出されないようにがっちり捕まえている光景が目に浮かびました。
シートベルトが胸骨に食い込み両肩と首が前に引っ張られる映像です。
 
さっそく胸骨をじっくり観察すると、胸骨の右側の一部が後方に陥没していて左側と右の外側は前方に折れ曲がるように飛び出していました。
凹みを軽く押すと。
「痛いです。胃にも響きます」
 
「ここを斜めにシートベルトが通っていたので、追突した時ここが押さえつけられ、両肩が前に出たんだと思います」
 
「なるほど〜」
 
調整は胸骨左右に開くように調整、そうすると凹んだ部位も前に出てきます。
今日は肋骨の4番5番6番を調整。
 
すると調整中Mさん
「なんか胃が解放されていく、活発に動き始めた感じがします」
 
さらに調整が終わると
「スッキリしました。日曜日友達と久しぶりに出かけるので、一人だけ具合悪いのと迷惑がかかると思ってたので安心しました。これで思いっきり楽しめます」
 
P.S
事故の際車の左側の席に座った場合は左側の胸骨が、右側の席に座っていれば右の胸骨が陥没します。
シートベルトの通っている箇所をイメージしてください。



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